シンガポールは6月1日にサーキットブレーカー(感染経路切断処置)の解除を発表しまし、感染の第2波を警戒しながらの「ウィズコロナ」の段階を迎えました。
しかしながら、シンガポール政府はコロナの感染拡大を防ぐため、引き続きマスクの着用及び、不要不急の外出、集団で集まることを未だに禁止の傾向が続いております。
サーキットブレーカーが徐々に解除されていく現状化とはいえ、もし上記のことを行わなかったところを摘発された場合、例え軽微なものであったとしても、外国人にとっては1発レッドカード退場(ビザ剥奪、再取得一生不可)の可能性があります。
今日まで、約150名がビザを剥奪された例があります。
法律上は、『サーキットブレーカー』というものがあるわけではなく、現在もサーキットブレーカー時と同じ効力の『Control Order』という形になっております。
できることの範囲は広がりましたが、違反者の1発レッドカード退場は変わらないので、ご注意をしなくてはなりません。
特に、マスクの着用忘れ、6人以上での行動などで、今後摘発される例も出てくるかと思います。
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東京コンサルティングファーム
吉岡大樹
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