
皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ シンガポール拠点の田中 勇です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「シンガポール非居住者のSingpassアカウント作成の可否」についてお話していこうと思います。
目次
【非居住者がSingpassを作れるのか?】
税務関連を管理するIRASのMy Tax Portalや、ビザ関連の確認をする際に用いるMy MOM Portalなど、多くの政府系ポータルサイトがありますが、いずれも、Singpassというアプリを使ってログインする必要があります。シンガポールの就労ビザを持っている外国人や、シンガポール人(PR含む)であれば、Singpassのアカウント作成は容易にできますが、非居住者の場合はどうでしょうか?
1.非居住者はSingpassを作れるのか?
結論、原則は不可能です。但し、以下のケースの場合、例外として作成できる可能性があります。
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- シンガポール人またはシンガポール永住権(PR)を放棄した人
- FIN(外国人識別番号)を持っていたが、就労ビザをキャンセルした人
- IRAS(シンガポール内国歳入庁)で既に税務登録がある外国人
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こういったケースの場合、事情があってまだSingpassが必要なこともあるでしょう。(非居住者としてのシンガポールでの申告対象所得がある場合等)こういった場合、SFA(Singpass foreign user accouunt)というステータスのアカウントを申請可能です。
2.必要事項
申請は、Singpassのオンラインページから行いますが、その際以下の情報が必要になります。
・身分証明書(自国のIDカード、 有効期限が6か月以上残ったパスポート等)
・有効なメールアドレス(以前SFA申請で使用していないアドレス)
・IRASの納税番号(ある場合)
申請受理後、90日以内にアクティベートする必要があります。
居住者でなくてもシンガポールのデジタルサービスを利用できる非常に便利なアカウントとなりますので、条件に合う方は申請してみてはいかがでしょうか。
今回は以上となります。
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株式会社東京コンサルティングファーム シンガポール拠点 田中 勇
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