みなさんこんにちは、今回はフィリピンの気候についてご説明したいと思います。
■ 気候 ➡ 熱帯モンスーン型気候
フィリピンは、1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型 気候です。季節風の影響によって3~5月までのタギィニット(Taginit)もしくはタグアラウ(Tag-araw、酷暑期)、6~11月までのタグウラン(Tag-ulan、雨期)、12月~翌年2月までのタグラミッグ (Taglamig、乾期)の3つの季節に分かれます。季節の各名称はタガログ語のものになります。またフィリピンの国土は緯度にして15度以上に広がっており、高い山々や火山も多いことから、地域によって気候に大きな差が生じます。 下記は地域別の月別気温の推移です。次の図の通り、基本的には年 間を通して気温は高いです。しかし、地理的な要因から気温の高くない地域もあり、バギオというマニラから北に250km離れたコルディ㆑ラ山脈の中にある標高1,500mの小都市では、年間平均気温約18 度とフィリピンで最も涼しくなっています。そのため、夏場はバギオ に大統領官邸が移されています。
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