病院の設立について

法務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

先週、フィリピンに日本資本100%で病院を作りたいというお客様がいらっしゃいました。医療の面では日本と比べて遅れているフィリピンですので、現地に住む者としては非常に嬉しい話でございます。今週はフィリピンに病院を作る場合についてお話させて頂きます。

2012年度投資優先計画により病院・医療サービスが新たに追加されました。ですので、BOIへ投資申請をし、認められれば100%日本資本でフィリピンに病院を作ることができます。また、BOI登録企業として4年間の法人税の免除など優遇税制を受けることができます。

しかし、ここで気を付けなくてはならないのは医者はネガティブリストの「専門職」にあたるため、日本人を含めた外国人はフィリピンで医者として働くことはできないということです。つまり、日本の医者は経営者や管理者、技術指導者としてフィリピンで働くことはできるものの、医者として実際に診療や手術などのオペレーションをすることはできません。

また、外国籍の企業は土地を取得することができないため、病院を作る際の土地はレンタルする必要があります。

弊社は会社設立サポートも扱っておりますので、進出前のご相談事などございましたらお気軽にご来社下さいませ。東京・横浜・名古屋・大阪、もちろんフィリピン現地でもお待ちしております。くわしくはこちらからお問い合わせください。

今週もどうぞ宜しくお願い致します。

以上

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