意識ギャップを行動力に繋げるには

経営

こんにちは。フィリピン駐在、Visionary Consultantの大橋です。

 

今週のブログは、「意識ギャップを行動力に繋げるには」について書かせて頂きます。

 

前回、情報量の不一致が原因となって、行動力そして結果が変わってくるとお伝えしました。

 

では、情報量の不一致を解消しながら、いかにして社員の行動力を高めていけば良いのでしょうか。

 

ポイントは、ワクワク感のある組織目標の共有です。

 

企業は、組織目標の達成の為に存在します。

そして、人の行動は、論理的な情報ではなく、感情によって高まるのです。

さらに人は、危機感よりもワクワク感によって行動力を発揮するのではないでしょうか。

 

意識ギャップを埋めて行動に繋げるには、2つのポイントがあります。

 

これは、成長を続ける企業の成功要因と同様の考えとなりますので、下記に記載させて頂きます。

 

1つ目は、「目標設定の高さ」。

目標設定とは、何をいつまでにやるかです。ポイントは、この目標設定は企業の自由設計であること。そして、この目標設定の高さによって、企業成長の角度が決まるということ。

人間が目標以上の結果を出すことが難しいのと同様に、企業も又、この角度以上に成長することまずありません。

成長を続ける企業は、よりストレッチの効いたチャレンジングな目標を設定し、

成長できない企業は、現実的な低い目標を設定している会社が多い傾向にあります。

 

2つ目は、「目標に対するコミットメントの強さ」。

実現可能性とは、メンバーの目標に対するコミットメントの強さによって左右されます。なぜなら、このコミットメントの強さが行動力を生み出すからです。どんなに素晴らしい目標や戦略を持っていたとしても、行動量が少なければ良い結果へと繋がりません。

物事には良い結果には、必ず良い原因があります。良い原因とは、質の高い戦略と行動量によって生まれます。

成長を続ける企業は、一人ひとりのメンバーのコミットメントが強く、

成長できない企業は、目標達成に向けたコミットメントの低い状態にある会社が多い傾向にあります。

 

つまり、情報量の不一致を解消し、高い目標設定と強いコミットメントを持つために重要なことは、効果的な情報共有する場を持ち、危機感ではなくワクワク感によって、上から言われた目標ではなく自らが目標設定すること。

その結果として、組織目標と個人目標の摺合せが可能となります。

よって、各自が責任感、そして高い目標設定により、行動力を生み出します。

 

 

では、このワクワク感をベースにしたマネジメントをどのように実現していくのか。

 

次回、お話しさせて頂きます。

 

 

 

 

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