こんにちは。フィリピン駐在、Visionary Consultantの大橋です。
今週のブログは、「日本企業を元気にするためには」について書かせて頂きます。
我々の会計業界は今、大きな転換期を迎えています。というのも従前、会計事務所が行ってきた業務は、記帳代行・試算表作成・税務申告といった過去の数字を扱う手続き業務がメインでした。しかし昨今、急速にIT化が進み、会計ソフトも年々進化を遂げ、今では会計税務の知識がなくとも出来てしまう時代になってきたのです。
つまり、我々の行ってきた仕事が、機械に取って代わっているのです。
果たして、我々はお客様が求める真の付加価値を提供できているのだろうか。
将来的に、同様の現象がフィリピンでも起こると考えています。
当社では、「What you give is What you get(与えたものが得たもの)」という経営理念を基準に、設立・会計税務・法務・人事労務といったワンストップサービスを提供しております。
そして、我々が提供する全てのサービスは、「日本企業を元気にする」ことにあります。
日本企業を元気にするとは、どういうことか。それは、「強い会社になること」と定義しています。強い会社でなければ、社員を守り、雇用を生み、積極的な投資が出来ないからです。
つまり、持続的成長なくして、会社が永続できなくなってしまうのです。
では、強い会社の特徴は、何か。それは、未来志向であること。
社長が明確なビジョンを持ち、そのビジョンに共感する人財がいる会社です。
社長一人で、ビジョンを実現することはできません。会社の理念やビジョンに共感し、達成感を共に味わえる同志が必要なのです。こと海外では、ローカルスタッフをいかに巻き込んでいけるかどうか。多くの企業が目指す、ローカライゼーションです。
真のローカライゼーションとは、会社の理念・ビジョンを共有することだと思います。
強い会社とは、真のローカライゼーションの実現を目指す会社と言えます。
では、強い会社になれないとどんな問題が起きるのか。
次回、ローカライゼーションが進まない会社が抱える3つの問題をお伝えします。