こんにちは、フィリピン駐在員の大橋です。
今週のブログは、4回にわたり永続する企業を作り方ついて、私の考えをお伝えします。
多くの企業が抱える経営の問題として、お金の問題がありますが、
どんなに好不況であっても世の中の企業は2通りに分かれます。
永続する会社と倒産する会社です。
私が思うにこの違いの一つは、財務諸表の企画ができるかで決まります。
財務の観点から考えると多くの会社が永続できないのは、利益に関連する損益計算書に注力しすぎており、お金に直結する貸借対照表を設計するという企画が弱いためです。
なぜなら、企業は赤字でも潰れません。お金が無くなった時に潰れてしまうからです。
では、安全性のある貸借対照表は誰によって、作られるのでしょうか。
どこから資金を調達するのか、稼いだキャッシュを何に使うのか。
これらを決定できるのは、社長だけです。
一方で、収益性の高い損益計算書は、どんなに社長が優秀でも一人では出来ません。
これらは社員が一丸となって作っていくものです。
つまり、お金の管理は、社長の責任。利益を作るのは、社員の責任なのです。
次回は利益を作るための予算を立てる際のポイントを考えていきたいと思います。
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
以上