このブログでは9G(就労ビザ)のダウングレードの方法について、お話ししたいと思います。
はじめに
フィリピンで雇用している外国人従業員が退職し、本帰国または海外へ転出する場合には、退職手続きだけではなく、ビザ関連の手続きが必要となります。
特に9G就労ビザを保有している外国人の場合、手続き完了まで1.5~2か月程度要することもあるため、退職日が決定した時点で準備を開始することが重要です。
このブログでは、外国人従業員の退職時に必要となる主な手続きについて解説いたします。
【この記事の結論:フィリピン退職時のビザ手続き3ステップ】
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AEP(Alien Employment Permit)の取消
AEPとは、フィリピン労働雇用省(DOLE)が発行する外国人就労許可証です。
外国人従業員が退職する場合、雇用主はDOLEへAEPの取消申請を行う必要があります。
一般的には以下の書類を提出します。
AEPの取消は、その後の9Gビザのダウングレード手続きにも影響するため、退職が決まり次第、速やかに進めることが重要です。
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9Gビザのダウングレード
9Gビザは就労を前提として発給されているため、退職後はそのまま保持することができません。
そのため、フィリピン入国管理局(BI)に対し、9Gビザのダウングレード申請を行います。
通常は観光ビザへ変更され、その後出国手続きを進めます。
申請時には以下のような書類が必要となります。
近年は申請件数の増加により、ダウングレード完了まで時間を要するケースもあります。
そのため、退職予定日の直前ではなく、十分な余裕を持って手続きを開始することが重要です。
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ECC(出国許可証)の取得
ECC(出国許可証)は、外国人がフィリピンから出国する際に必要となる出国許可証です。
特に、長期間フィリピンに滞在していた外国人や、9Gビザをダウングレードした外国人はECCの取得が必要となります。
ECCは、未解決の移民関連案件や罰金等がないことを確認するための書類でもあります。
ECC取得時の注意点
ECCには有効期限があります。
一般的にECCは発行日から30日間有効であり、その期間内に出国する必要があります。
また、ECCは一度の出国に対して使用されるため、取得後に出国日が大幅に変更となった場合には、再取得が必要になる可能性があります。
そのため、ECCは出国日が確定した段階で取得することをおすすめします。
よくあるトラブル
ケース1:退職日直前に手続きを開始した
AEP取消や9Gダウングレードが完了せず、予定していた出国日に間に合わないケースがあります。
事前に準備を進めることをお勧めいたします。
ケース2:ECCを早く取得しすぎた
ECC取得後に帰任日が変更となり、有効期限が切れて再申請が必要になるケースがあります。
観光ビザの有効期限と帰任のタイミングが合うように事前に、申請代行会社に伝えましょう。
ケース3:ACR I-Cardの管理漏れ
9Gダウングレード時にACR I-Cardの提出が求められるため、紛失していると追加手続きが発生する場合があります。
ケース4:ビザのダウングレードをしないで出国
9Gビザ保有者が適切なダウングレード手続きを行わずに出国した場合、将来的なビザ申請やフィリピンへの再入国時に追加説明や手続きが求められる可能性があります。
また、状況によっては罰金や追加申請が必要となるケースもあるため、退職時には必ず適切な手続きを行うことが重要です。
弊社ではビザの取得およびダウングレードのサポートをしております。
お手続きに関するご相談やサポートをご希望の場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください
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