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【2026年最新】フィリピンAEP(外国人就労許可証)の審査がDOLE本部へ移行!実務への影響と注意点

2026.06.25 労務

今回は、AEP(Alien Employment Permit)の申請・審査体制の変更についてご紹介いたします。

AEPとは外国人就労許可証のことで、外国人がフィリピンで就労する際に必要となる許可の一つです。9(g)就労ビザの申請においても、一般的にAEPの取得が前提となります。

2026年6月8日、DOLE(Department of Labor and Employment)はAdministrative Order No. 199を発行し、2026年6月9日よりAEPの受付・審査・発行業務をDOLE本部(Central Office)へ一本化しました。

これに伴い、各地方・地域のDOLE事務所ではAEP申請の受付を行わなくなっています。

新規AEP申請 → DOLE本部で処理

・AEP更新申請 → DOLE本部で処理

・地方DOLE事務所 → AEPの受付・審査を停止

・2026年6月8日以前に地方事務所へ提出済みの案件 → DOLE本部へ移管のうえ継続審査

【メリット】

① 審査基準の統一

全国の申請がDOLE本部で一括して審査されるため、地域による判断のばらつきが減り、審査基準の統一が期待されます。

② 審査プロセスの透明性向上

審査機能を本部へ集約することで、手続きの透明性向上や不正防止効果が期待されます。

③ データ管理の効率化

外国人雇用に関するデータを一元管理できるため、国籍別や業種別の申請状況を把握しやすくなります。

【デメリット】

① 処理期間が長くなる可能性

これまで全国の地域事務所で分散して処理されていた案件がDOLE本部へ集中するため、審査期間が延びる可能性があります。

② 本部への問い合わせ集中

従来は地域事務所へ直接確認できた案件についても、今後はDOLE本部への問い合わせが必要となるため、対応に時間を要する可能性があります。

③ 移行期間中の混乱

2026年6月8日以前に申請された案件についてもDOLE本部へ移管されているため、一時的に進捗確認や追加書類対応などで混乱が生じる可能性があります。

フィリピンのAEP審査移行に関するよくある質問(FAQ)

A.いいえ、2026年6月9日以降、すべてのAEP申請(新規・更新)はDOLE本部に集約されたため、地方事務所での受付は停止されています

Q.2026年6月8日以前に地方事務所に提出したAEP申請はどうなりますか?

A.地方事務所からDOLE本部へデジタル移管され、本部にて継続して審査が行われます。再度申請し直す必要はありませんが、移行期間中は審査に時間がかかる可能性があります。

実際に弊社でDOLEへ確認したところ、制度変更後は申請が集中しており、案件によっては通常より審査に時間を要する可能性があるとの回答を得ています。

今後AEPや各種就労ビザの申請を予定されている企業様は、余裕を持ったスケジュールで手続きを進めることをお勧めいたします。

弊社ではAEP申請をはじめ、9(g)就労ビザや各種ビザ手続きのサポートを行っております。ご不明点や申請をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。
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