近年、
フィリピンは
一方で、
「想像以上に
などと
今回は、
なぜフィリピンなのか
フィリピンの
・再生可能エネルギー
・IT、
・インフラ
・消費、
・物流
・医療
・
特に
また、
フィリピンM&Aの主な形態は?(ローカル企業買収・財閥との合弁など)
-
- ローカル企業の
買収パターン
最も
一般的なのは 日本企業に よる 現地企業の 買収です。 対象企業と
して 多く あるのは、 飲食・ 小売、 建設、 人材、 IT・BPO、 物流などが あげられます。 既存顧客、
営業ネットワーク、 許認可、 人材など 事業開始に 必要な 材料を まとめて 取得できる ため、 スピード感を 持った 進出が 可能に なります。 2.
財閥系企業との 合弁パターン フィリピン経済は
いわゆる “財閥”の 影響力が 非常に 強いことで 知られています。 その 中でも 特に 有名なのは SMグループ、 Ayalaグループ、 San Miguel、 JG Summitなどが あります。 100%の
買収ではなく 少数株投資や合弁会社設立 (JV)、 段階的な 出資などの 方法が 現実的に 実施される ケースが 多いです。 この 場合は 信頼できる パートナー探しも 投資を 成功させる カギと なる ため、 「誰と 組むか」が 非常に 重要な 点と なります。 3.
再生可能エネルギー・インフラ案件 近年で
特に 増えているのは 再生可能エネルギー関連の M&Aです。 フィリピンでの
電力不足や ESG投資の 拡大、 外資規制の 緩和そして、 データセンター需要の 増加などが 主な 背景と なっています。 特に、
海外資本流入が 増加しているのは 太陽光、 水力、 送電、 バッテリー、 データセンターが あげられます。 フィリピンM&Aの
チャレンジ ここからが
本題と なりますが、 フィリピンM&Aは 数字だけを 見ると 魅力的な 一方で、 実務面では 日本企業が 苦労しやすい ポイントが 数多く あります。 1.
財務の 透明性が 低い ケースが ある 最も
多い 課題の 一つとして 対象企業の 財務内容に 信憑性が ない 点が あげられます。 特に 中小企業では、 二重帳簿を 使用していたり、 税務申告などの コンプライアンス事項が 未遵守であったり、 現金商売や オーナー個人の 支出が 会社の 帳簿と 混ざっていたりと いう ケースも 少なく ありません。 決算書の 信憑性が 低い ことを 前提に、 財務・税務・法務の デューデリジェンス (DD)を 日本以上に 徹底する ことが 不可欠です。 2.
会社ではなく オーナーへの 依存傾向 フィリピン企業は
オーナー色が 非常に 強い 傾向が あり、 営業や 人脈、 顧客関係、 資金調達の 多くが 創業者個人に 紐づいている ケースが あります。 その
ため、 買収後に オーナーが 離脱すると、 一気に 業績が 悪化する こともあります。 実際には、 リスク回避の ためにも アーンアウト、 段階取得、 経営残留契約などを 組み合わせる ケースが 多く 見られます。 3.
外資規制が 複雑 フィリピンでは
業種ごとに 外資規制が あります。 例)
土地所有 → 外資40%まで 広告 → 外資30%まで
マスメディア → 外資不可 など。
一方で、
再生可能エネルギー (2022年に 外資100%解禁)、 IT、 一部 インフラ (電気通信や 国内海運など)の 分野で 規制緩和が 大幅に 進んでいます。 つまり、 「買えると 思っていたら 法律上無理だった」と いう ケースも 普通に 起こる ケースも あります。 その ため、 投資先探しの 前に 事前の 規制等の リーガル面での 確認は 必須と なります。 4.
PMIの 難しさ M&A締結の
合意が うまく いき、 手続きも 完了した後に 実は 多くの 企業が ぶつかるのが “買収後”の チャレンジです。 日本企業が ビジネスを 行う 際には 管理重視、 稟議文化、 品質重視と いう 特徴が ありますが、 フィリピン側では スピード重視、 属人的運営、 柔軟対応と いう 特徴を 持つことが 多く、 文化の ギャップが 大きく あります。 その 結果、 キーパーソンの 退職や 既存従業員の モチベーション低下、 売上減少に つながることもあります。 フィリピンで
成功しやすい M&A フィリピンの
M&Aで 成功している 企業には 共通点が あります。 それは、 「急激に 日本化しない」ことです。 具体的には、
・現地経営陣を
尊重し 一定の 権限を 残す ・段階的に
管理体制を 整える ・インセンティブ設計を
行う と
いった 進め方が うまく いきやすい 傾向が あります。 フィリピンでは
契約書だけでは 解決できない 部分が 非常に 多く、 “関係構築” その ものが 重要に なります。 また、
今後も 成長が 期待されるのは 下記の 通りと なります。 分野
背景
再生可能エネルギー
電力需要・政策支援の
増加 データセンター
AI・クラウド需要の
増加 医療
人口増加
消費・
小売 消費者の
中間層拡大 IT/BPO
英語人材の
豊富さ インフラ
都市化の
進行 特に
再エネと データセンターは、 今後さらに 大型案件が 増えると 見られています。 フィリピンM&Aは、
大きな 成長機会が ある 一方で、 日本国内とは 全く 異なる 難しさが あります。 重要なのは、
・数字だけを
見ない ・オーナーとの
関係性を 重視する ・ローカル事情を
理解する ・PMIを
軽視しない ことです。
フィリピンでは
「良い 契約」以上に、 「良い パートナーシップ」が 成功を 左右します。 これから ASEAN進出を 検討する 企業に とって、 フィリピンM&Aは 非常に 魅力的な 選択肢ですが、 “現地の リアル”を 理解した上で 進める ことが 何より 重要です。 ※)記載しました 内容は、 作成時点で 得られる 情報を もとに、 最新の 注意を 払って 作成しておりますが、 その 内容の 正確性及び安全性を 保障する ものではありません。 該当情報に 基づいて 被ったいかなる 損害に ついても 情報提供者及び当社 (株式会社東京コンサルティングファーム 並びに Tokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は 一切の 責任を 負う ことは ありませんので ご了承ください。 最後に
このように
フィリピンの 税制や 実務慣行は 非常に 特殊で 複雑です。 リスクを 最小限に 抑える ためにも 専門家へ 相談する ことを お勧めします。 弊社では
月次会計・税務の 代行サービスだけではなく 定期的な コンプライアンスチェックや レビューサービスも 提供できますので、 お気軽に ご相談ください。 - ローカル企業の