外国人登録証(FRC)

税務

ミンガラーバー、

ヤンゴン事務所の鶴見令奈(つるみ れな)です。

 

アーティスト達とフランスのサーカス団などがコラボしたイベントに行ってきました。マハバンドゥーラ公園でプロジェクションマッピング、人民公園で花火も行われました。

知っている曲がかかれば皆で歌い出し、大盛り上がりでした。

 

今回は、更新や手数料の変更で最近話題になった外国人登録証(FRC)についてです。

 

ミャンマーでは、外国人が3か月以上滞在する場合、入国管理局で外国人登録が必要です。受理されると外国人登録証(FRC: Foreigner Registration Certificate)が発行されます。

 

外国人が仕事でミャンマーに長期滞在する場合、始めから長期間のビザは取得できないため、70日間のビジネスビザを取得して入国します。入国後、3か月有効のステイパーミット(滞在許可)を入手して滞在を延長するか、3か月有効のマルチプルビザ(数次ビザ)を取得して入国毎のビザの取得を不要にします。

 

ステイパーミットの申請時には外国人登録証番号(FRC No.)を記載します。

 

FRCは、取得時期に関係なく、毎年11月30日が有効期限です。12月以降も滞在する場合は入国管理局で更新する必要があります。更新料は、12月30日までが9米ドル、それ以降は18米ドルです。

入国管理局は、ダウンタウン・パンソーダン通りの中央のブロック(家電量販店・スマホショップなどの並び)にあります。

 

また、従来は、FRC登録者は出国する際、FRC登録書類を空港の入国管理局に預け、ミャンマー帰国後にダウンタウンにある入国管理局に受け取りに行き、6ドル(帰国から1ヶ月を過ぎると12ドル)を支払わなければなりませんでした。

 

しかし、2016年11月からFRC登録書類を空港で提出する必要がなくなり、入国管理局に受け取りに行く必要もなくなりました。

入国管理局の職員によると、FRC回収時の6ドルの支払いについては今後も必要ですが、(6ドル×1年間に入国した回数分)を該当年の12月末までに一括で支払うようになるとのことです。

 

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)

 

鶴見 令奈

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性を保証するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

 

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