皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの渡辺 寛です。
今週は棚卸資産計算についてご紹介します。
質問)
メキシコには、どのような棚卸資産の計算方法が適用されるのでしょうか。
また一般的には、何が選ばれておりますでしょうか。
回答)
メキシコの所得税法41条では、下記の計算方法が定められております。
I. 先入先出法(FIFO)
II. 個別法
III. 平均法
IV. 売価還元法
この中でも一般的には、先入先出法が、多く使用されている印象ではありますが、所得税法では、原価が50,000MXNを超える場合は、個別法を使用しなければならないと義務付けられております。
またその他、NIFで定められた会計規定もあるため、専門家へのご相談をお勧め致します。