メキシコの貿易・投資関係について

今回はメキシコの貿易・投資関係についてお話します。

 

日本とメキシコの貿易の実際の数値を見ると、2018年の日本からメキシコへの貿易額の合計は、116億2,500万USドルであり、その主要5品目は、自動車の部品および付属品、自動車、鉄鋼のフラットロール製品、音響・映像機器の部分品およびその他の金属加工機械等となっており、メキシコにおいて生産、加工を行うための輸出であることがうかがえます。

 

一方、2018年のメキシコからの日本への貿易額の合計は、63億3,500万ドルであり、その主要5品目は、電気・電子機器、科学光学機器、豚肉、塩、果実、自動車、非鉄金属鉱等となっており、第一次産業の比率が高いメキシコからはアボカド、メロン、マンゴーといった食料品の輸入も多くあります。

 

2018年の日本からメキシコへの直接投資は21億5,300万USドルであり、その内、製造業が14億USドルであり、7割を占めています。製造業の直接投資の多くは自動車関係の製造業であり、商業に関しても半数以上が自動車関係となっています。総合すると近年の、対メキシコへの直接投資の80%以上が自動車関係といえます。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

なお、本記事は2019年10月時点の内容となっております。最新情報やより詳細な情報は弊社サービスのWiki Investmentをご利用頂きたいと思います。Wiki Investmentへの登録は、下記のリンクからお願い致します。

 

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