こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの清水皐でございます。
今週は、評価制度と昇給の連動性について記載いたします。
質問)
人事評価制度の導入を検討しているのですが、
評価結果と昇給額を連動させることに不安を感じております。
と言いますのも、やはり年間で使える人件費の予算も決まっておりますし、
評価結果によって通常以上の昇給をしなければならなくなった場合
果たして対応ができるのかが懸念点となります。
貴社ではこの点どのように対応されておりますでしょうか。
回答)
お問い合わせいただきありがとうございます。
予算内での昇給を考えると、なかなか明確な数字を定めるのも不安となりますよね。
実際に評価制度を運用してはいても、
各評価点に対する昇給の額までは細かく設定していない企業もいらっしゃいます。
ただ、従業員の立場で考えてみますと、
せっかく求められた目標を一生懸命達成したとしても
肝心な給与(昇給金額)への繋がりが曖昧となってしまうと
初めからモチベーションを高く持って取り組むのも難しくなるのではないでしょうか。
肝心なのは、設定した目標を達成することで
会社の利益がどれだけ上がることが予想できるか、という点です。
弊社がご案内している評価制度では、下記の点を重要視しております。
評価内容(評価方法や昇給テーブル)は可能な限り従業員に公開する
昇給のための原資を確保できるよう、会社の利益に繋がる目標を設定する
(予算そのものを大きくするための評価制度)
この点を踏まえて評価制度を構築していくことで、
会社の利益に貢献した従業員を、貢献度によって正当に評価できる好循環が生まれます。
今週は以上となります。
弊社では評価制度の構築から導入・運用まで幅広くサポートを行っております。
ご不明な点がございましたら、どうぞお気兼ねなくお問い合わせください。
株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点
清水皐
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