メキシコでの為替の影響

会計

今春はコロナウィルス(COVID-19)の影響で多くの日系企業は業績、特に売上への影響が出ていたようです。

実際、当社のお客様の中でも1~2か月間もの間売上が全く上がらない(売上ゼロ)といった企業様もありました。
そのような状況下でも、従業員の給与の支払いなどに関して国からの補償は一切なく、資金繰りに苦労されていた企業様が多くいたように思えます。

 

資金繰りを解決するための方法として取られていた方法の一つに親子ローンがあります。
日本の親会社から借入を行うということですが、この際に「借り入れる通貨をメキシコペソ(MXN)にするのか、USDにするのか、または日本円(JPY)にするのではどの通貨で借り入れる方法が良いのか?」といった相談を多く受けました。

 

これは、外貨建ての債務であったとしても、会計処理を全てメキシコペソ(MXN)に換算して記帳しなければならないからです。
実際、2月の後半からメキシコペソは急激に弱くなり、この影響で多く企業様が為替による損益を計上しました。

結論から言えば、日々のオペレーションを考慮したうえで、借入時の通貨は決める必要があるため、銀行・会計事務所・コンサルティングファーム等へ相談をしたうえで決定するのが良いでしょう。

 

弊社では、上記のようなご相談にも応じておりますので、本件に関しての詳細を確認されたいことは、ぜひ弊社HPを通じてお問い合わせ頂ければと思います。

HP:https://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/mexico/


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株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点
黒岩洋一

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