確定申告の対象者について

皆さん、こんにちは。

 

東京コンサルティングファームメキシコの藤田大です。

 

今週は確定申告の対象者について記載します。

 

 

質問)

 

他企業の駐在員と話をしている中で、

2017年から収入源が1つの場合、被雇用者が確定申告をしなくても良くなったという噂を耳にしました。 これは正しい情報ですか?

税務当局からの案内等、根拠資料となるものがあれば、教えて欲しいです。

 

回答)

 

⇒本件について、詳細を以下に記載させて頂きます。

 

SATが公表しておりますWebページのリンクは以下のものです。

http://omawww.sat.gob.mx/fichas_tematicas/declaracion_anual/Paginas/asalariados_obligados.aspx 

 

対象ページ、項目の上から1番目に以下の記載がございます。

• Obtuviste ingresos mayores a 400,000 pesos. 

No obstante, este año, si obtuviste ingresos exclusivamente por salarios* de un solo patrón, siempre que te haya emitido comprobantes de nómina por la totalidad de los ingresos, no estás obligado a declarar.

 

※補足説明

2017年度以前は、年間累計の個人所得が400,000MXN以上の場合、確定申告の対象となっておりました。

しかし、2017年度(2018年4月末期限)の確定申告より、「2箇所以上からの所得がない場合、年次の確定申告をしなくともよい。」との公表がありました。

 

 

弊社では「個人所得税の確定申告」の手続きサービス、及び関連する「アドバイザリーサービス」を対応させて頂いております。

もし「手続き面でのサポート」をご希望の場合は、ご連絡頂けますと幸いです。

 

 藤田 大

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

 

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