メキシコのD.F.(DistritoFederal)の投資インセンティブについて

 

今回はメキシコのD.F.(DistritoFederal)の投資インセンティブについてお話します。

D.F.は連邦区(DistritoFederal)であり、16の行政区(アルバロ・オブレゴン区、ベニート・フアレス区、コヨアカン区、クアウテモク区、ミゲル・イダルゴ区、トラルパン区、ソチミルコ区など)からなっています。D.F.はメキシコで最多の人口を有する都市であり、近郊を含むメキシコ・シティの人口は約2,000万人に達し、世界第12位の都市になります(2014年時点)。

 

メキシコ・シティはラテンアメリカの経済の中心地の1つでもあり、GDPは4,200億USドルを超え、ラテンアメリカでは2位(2009年の金融危機の影響により、ブラジルのサンパウロに1位の座を奪還されている。サンパウロGDPは約4,400億USドル)となっています。

 

また、2014年発表の総合的な世界都市ランキングでは、世界第35位、ラテンアメリカの中ではブエノスアイレスやサンパウロに次いで第3位となりました。

 

D.F.には30年ほど前から日本企業の進出が始まっており、現在D.F.に所在する企業は古参の企業が多いことが特徴です。国際空港もD.F.にあり、区の中心部まで車で40分程度(朝夕は渋滞により2時間以上かかることもある)の距離にあります。D.F.の標高は2,300mほどあり、軽度の高山病の危険もあるために注意が必要です。

 

日本人の駐在員や出張者も多く、インフラが整い、治安面が比較的安全で、ビジネスの環境は整っています。日本の習慣も浸透しており、出張者を接待する際には、日本食レストランで食事をした後に、カラオケ等で盛り上がることもあります。

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

なお、本記事は2019年8月時点の内容となっております。最新情報やより詳細な情報は弊社サービスのWiki Investmentをご利用頂きたいと思います。Wiki Investmentへの登録は、下記のリンクからお願い致します。

 

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