こんにちは、株式会社東京コンサルティングファームの小林です。
任せて任せずという言葉がありますが、任せる者の責任として、
任せた結果への責任と、任せた分の埋め合わせの仕事をする責任があると思います。
経営者や管理者というのは、その役割を果たすために仕事を任せていくわけですが、任せるという行為だけが先行してしまうと、単なる無能な存在になり果ててしまうことになります。
全体の成果を高めていくことが管理者以上の成果になるわけなので、上記任せる者の責任という観点で考えると、
より組織がうまく成果を出せるように仕組みを作る（マニュアル化や教育、KPIをモニタリングしたマネジメントなど）ということと、自分にしかできない成果を上げていくという2軸で考えていかなければならないと思っています。
しかし、上記の2軸でまた以下のようなトラップに嵌ってしまうということがあります。
一つ目の部分で、仕組みづくりのところを中途半端にやってしまう
二つ目の部分で、自分しかできないと思い込んで本来は任せていくべきロワー業務にのめりこんでしまう
なぜこうなってしまうのか、これはやはり自分の今やっていることを良い意味で疑い否定し、正すということが全くできていないということになるのではないでしょうか。
我々の仕事のアウトプットは、頭・口・手足を使いますが、それぞれをどの目的で使っているのかを常に見つめ直さなければなりません。
今日一日で、
頭を使ったことは何か？
口を使ったことは何か？
手足を使ったことは何か？
頭を使ってない：インプットが足りてない、やばい！と考える。
口を使っていない：発信してない、営業してない、やばい！と考える。
手足を使っていない：実行してない、やばい！と考える。
頭を使っている：それをどう口・手足で実行に移していくのか？そのアイデアは本当に有効か？と考える。
口を使っている：それによって誰がどう動くのか？本当に動くのか？と考える。
手足を使っている：その作業は自分でなければできないのか？仕組身にすることができないのか？と考える。
普段仕事をしていてなんとなく、今のままではダメだとなんとなく思っているだけでは、何も変化していきません。
このように言語化して、振り返り、自分を見つめ直すということを習慣化していくことで頭・口・手足がうまく噛み合っていくのだと思います。
以上、お読みいただきありがとうございます。
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株式会社東京コンサルティングファーム
小林 祐介
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