会社の状況を事業サイクルに当てはめて考えると、課題が整理され明確になります。
事業サイクルは、導入期→成長期→成熟期→衰退期の順番でS字カーブを描きます。
それぞれのステージで課題が違うので、今の会社の状況がどのステージなのかを
認識しなければ、取り組むべき優先順位を間違えます。
会社の存続は、まずは10年を超えることが目標になります。
事業サイクルの各期を3年と考えると、社歴が10年超えたら、第2のS字カーブを描くことが出来たと考えられます。
創業した事業が成熟期まで行けば、まずは成功したと言えますが、その後は衰退期に入るので、
新規事業が導入期か成長期に入っていないと会社は存続できません。
新規事業を仕掛けてイノベーションを起こす理想は、成長期の後半の、売上増加率が少しずつ鈍化した時です。
現在の事業の成長によりキャッシュに余裕が出て、無駄遣いをしたくなる時期です。
全ての製品やサービスには、事業サイクルがあり、必ず陳腐化すると理解する必要があります。
苦労して事業を立ち上げて、成長すると成功体験に酔いしれて、売上や粗利益率が少しずつ
悪い状況になってもコストダウンで何とか利益を出そうとします。
このトラップに陥って衰退期を抜け出せないと、倒産することになります。
常に、未来の戦略を考え、有効な戦略を、PDCを回し探し続けるのが経営です。
社歴が長いということは、イノベーションを起こして事業のS字カーブを幾つも描いていることだと思います。
社歴の長さは、会社の課題を正確に把握して改善し続けている結果です。
当社は、クライアントに寄り添い、参謀役として一緒に戦略を考え、実行まで行います。
以上
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東 真奈美
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