こんにちは
今日は経営者が見る視座、視野の話をしたいと思います。
経営者と社員が必ず対立するのはどの会社でも起こりうることです。
なぜこの「対立」は起こってしまうのでしょうか?
その答えは”見ているもの”が違うからです。
私たちは会社の経営について以下のような公式を立てています。
「結果=戦略×実行」
因果関係において結果は絶対に変えられません。
変えられるのは、原因のみです。
この公式における原因は、公式の右辺である「戦略」と「実行」に他なりません。
経営者が最初に見るのは、結果です。
一方で社員が最初に見るのは自分の目の前にある「実行」の部分です。
経営者が最初に見る結果は売り上げなどの財務諸表です。
社員が評価に対して不満を感じているときに話すのは
「私たちは(業務を)やってるから評価(昇給)してください!」
というテンプレートです。
私たちはこの現象を「認知的不協和」と呼んでいます。
(昇給というのは基本給に上乗せするとなかなか下げづらいので
多くの会社は売上が上がった場合は賞与に上乗せします。)
この状態がなぜ起こるのか、
昇給できない場合に経営者は「今の経営環境だからしょうがない」と言い、
社員は「やっている」という実行にフォーカスした発言になり、
実行の肯定をして結果の肯定をする、すれ違いが起きてしまいます。
これが起きると、現状でやっていることの変化というのは全く起きません。
その為に行うのは社員がより作業的な業務に集中して行えるように、
経営者と管理者が働く上での仕組み作りをしてあげなければなりません。
弊社では仕組みづくりや社内の「認知的不協和」を防ぎながら
経営環境を作る仕組みづくりの一環として”管理者研修”もコンサルタントの
一環として行っております。
資料はこちらにご用意しています。(下記弊社HPより資料DLが可能になっております)
https://peraichi.com/landing_pages/view/jinjinobutai