売上目標の考え方

売上目標か策定されたことはありますか?

 

売上目標(事業計画)とは、第一にビジョンとしてどのように描いているのかを数値に置き換えたものです。

実際に経営者であれば、「自分は今後どのようにしていきたいのか?」です。海外拠点長としては、経営者がどのように考えているのかを基に考えます。

 

ここに対し難しいことは、ビジョンが無い、もしくはビジョンがあっても数値に置き換えることが出来ないということです。ここで私の辿り着いた答えは、将来的なビジョン達成のために成長し、投資に回せるだけの企業へ成長することです。

要は、『顧客への価値貢献をし続けることができるように、成長し続ける企業を作る』ことだと言うことです。

 

なぜ成長し続けなければいけないのでしょうか。
※今の規模で小さい会社でも利益率だけ高め、専門家集団でも良いのではないか?と思う人もいると思います。

しかし、成長を考えないことで組織にはデメリットがあります。

  •  経営者の向上心の低下
  •  権限移譲は減る
  •  会社の私物化
  •  教育機会の減少
  •  年齢化
  •  会社に魅力の低下
  •  自社の市場価値の低下

これになると考えれば、やはり組織は成長(規模の拡大)しなければいけません。

 

これを基にでは、数値(売上目標)をどのように考えるのか。

それは、3年で3倍です。

これは、ファストリの柳井さんも言っていたことです。この理由は、『経営者になるためのノート』より、 「売上高が百億円の時は3百億円を目指し、3百億円の時は1千億円を目指し、1千億円の時は3千億円を目指し、3千億円の時は1兆円というような感じです。今は5兆円という目標を設定しています」。

 

この意味は、積み上げ式の思考からの脱却です。

積み上げ式の売上目標である10%や20%アップを行うと、既存のやり方に対して来年は改良し、こうしていこうとしかなりません。

 

ここの問題点は、他社も同じように考えていることです。何が問題かというと、市場が拡大していなければ、パイの奪い合いとなり売上拡大とはなりません。ベンチャーなどの新規参入企業に奪われジリ貧となります。

しかし、3年で3倍となれば話が変わります。初年度に関してはほぼ倍ですので。

 

これを行うと発想の転換が起きます。 社内・社外にて大きな変革(イノベーション・組織改革)を起こさない限り達成できなくなります。

これができる企業にしなくてはいけませんし、これができると他社も追いつけない成長できる企業となります。


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株式会社東京コンサルティングファーム
名古屋支社長

柴田 雄海

 

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