リーダーという仮面を被る

皆さん、こんにちは。

 

国際事業本部の武田です。

リーダーと言われた時に、私はリーダーに向いているとか
あの人は、向いていないとか様々な回答が返ってくるかもしれません。

そもそもリーダーに対して向き、不向きという事があるのでしょうか。
リーダーはあくまでも与えられた仕事の種類では無いでしょうか。

私たちは、幼い頃から「空気を読め」という状態を身につけて来ました。
その結果、良くも悪くも調和を大切に生きてきました。

しかし、リーダーにとって空気を読む事は本当に重要なのでしょうか。
結果=戦略✖行動量と表されます。
要は結果には公式があるという事です。
これのどの部分に空気を読むという部分が反映されるのでしょうか。

 

例えば、1✖2=?
これは、誰がどのように解いても2という答え以外、正解にできない問題です。
この答えに対して、私は、1✖2=3であると思うと回答しても決して、正解にはなりません。
要は、感情やモチベーションと言ったその場の空気感や盛り上がりで答えが変わってはいけないという事です。

 

必ず公式に基づき、正しく実行できなくては、再現性が無く、
組織を正しい方向性に導くことができないのです。

化学の正解でも、よく「再現性」という言葉が重要になります。
同一条件下で同じ結果を導き出すことができるのか。

 

発見当時は持て囃された一方で、最終的には「捏造の科学者」とまで言われた
小保方晴子氏のスタップ細胞についても、結局、その再現性が無いという点が、
重要なポイントとなり、捏造が疑われました。

話はそれましたが、何が言いたいかというと組織の運営、リーダーの仕事も同様であるという事です。
いかに組織を公式的に動かすことができるのか。

そこには再現性が重要であり、社員のモチベーションや空気感などの不確実要素はいらないという事です。

その為には、一見、冷徹であるかもしれない
リーダーという仮面を被る必要があります。
よきリーダーとは、組織の良い行動、良い結果から生まれてくるものであり、
決して優しいリーダーが良いリーダーという訳ではありません。

経営者は孤独であると良く言われますが、
リーダーも同様、孤独な生き物です。

時には、全体最適の中で、社員が退職して行くかもしれない。
時には、部下に嫌われるかもしれない。
しかし、短期的な結果に捉われず、リーダーとしてあるべき行動を崩してはいけないのです。

本来の自身のキャラクターや性質を仮面によって隠してでも
リーダーという役割を達成しなければ、真のリーダーとは呼べ無いのです。

 

 

今週は以上です。


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