抽象化能力を上げるには

マネジメント力を高めるには、抽象化能力を高めることは重要になるのですが、その訓練方法として書いて考えることが、とても有効だと思われます。

 

具体的には、事実として起きていることを抽象化して、そこからアクションを考える。つまりは「事実→抽象化→アクション」のパターンを繰り返し行うのですが、それぞれを書いて考えるのです。

 

事実を抽象化することは、知覚した情報を知恵に変えることであり、つまりは何らかの意味合いを付与して価値あるものにすることです。

 

抽象化するには「問いかけ」が重要になるのですが、それが「What?」「How?」「Why?」で思考の深さが変わってきます。

 

「What?」は、目の前の現象や考え方を抽象化して名前をつけます。
「How?」は、目の前の現象にどんな特徴があるのか?などを深掘りして考えます。
「Why?」は、目の前の現象がヒットした、刺さった理由は何か?を深掘りして考えて、その中でも重要なエッセンスを抽出します。

 

上記の問いかけについて、書いて言葉にすることで言語化能力が高まり、結果として、抽象化能力を高めることになります。

 

言語化能力の訓練方法は、ひたすら問いかけを書いて考える訓練になるのですが、まずは自分の言語化されていない深層意識を言語化することが良いと思われれます。

 

自分の意識に対して、「何故刺さったのか?」「本質的に何故そう思ったのか?」を逃げずに考えて言葉にすることです。例えば本やセミナーなどでインプットしたら、そこでの気づきを深く考え言葉にする訓練をするのです。

 

抽象化したものを言葉にする言語化能力が高まると組織のマネジメント力も高まります。目標設定も明確になりメンバーへ想いも共有もしやすくなるからです。

 

例えば、「良質な非常識」など本質を突いていて、聞いたときに印象に強く残る言葉を生み出せると、共感を得やすく伝わりやすいのです。「永遠は短い」など今まで組み合わさったことのないような言葉の組み合わせも相手に深い印象と感動を与えることが出来ます。

 

抽象化は、一見すると関係のない事象について共通点を見い出すことなので、言葉の組み合わせの訓練をして言語化能力を高めることは、抽象化能力を高めることになるのです。

 


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