マレーシアでのパスポートの更新と就労ビザの更新について

平素は格別のご高配を賜り誠に有難う御座います。

東京コンサルティングファームの谷口で御座います。

 

本日はお客様より頂いた質問と、それに対する回答を紹介させていただきます。

 

Q:

EP(Employment Pass)の更新が必要な時期なのですが、最近、入籍し姓変更に係りパスポートの更新も必要な状況です。どのように手続きを進めるのが望ましいでしょうか。

 

A:

まずは、ご入籍おめでとうございます!

さて、パスポートの更新および就労ビザの更新につきまして、

大まかに以下のような流れで進める必要がございます。

 

① パスポート更新手続き

② EPステッカーの移行手続き (Transfer Endorsementと呼びます。)

③ EP更新手続き

 

以下、詳細説明致します。

 

① パスポート更新手続き

こちらは在マレーシア日本大使館にて行う手続きです。

各種必要情報および必要資料をご用意いただき、提出から4営業日で完了致します。

 

② EPステッカーの移行手続き

こちらはESD当局にて行う手続きです。

旧姓のパスポート上にあるEPステッカーを廃止し、新姓のパスポートに移行する手続きとなります。

各種必要情報および必要資料をご用意いただき、提出から5営業日で完了致します。

 

③ EP更新手続き

こちらもESD当局にて行う手続きです。

EPステッカーの移行が完了した新姓のパスポートを以て、EP更新を行います。

各種必要情報および必要資料をご用意いただき、提出から3~5営業日で完了致します。

 

 

また、EPの更新手続きは通常、EP失効の1ヵ月前に申請完了する必要がございますので、事前準備とスケジューリングをした上で、迅速に進めるのが望ましいです。

 

もし仮に間に合わなかった場合には

“Special Pass”という緊急時に発行可能な就労ビザもありますが、

可能であれば、前もってEP更新を完了することが理想です。

 

以上となります。

 

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします

東京コンサルティングファーム
谷口 翔悟

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