今年7月に新設されたBPJSの年金制度について、2016年1月より、他のBPJS同様、加入義務が発生することとなりますため、再度内容を取り上げさせて頂きます。
■概要
・健康保障、社会保障に加え、年金制度が発足(2015年7月)
・2016年1月より義務化
■加入義務
・基本的には全ての企業および従業員。
・6か月以上インドネシアに滞在している外国人も対象
■保険料
・(基本給+固定給)×3%、(雇用主負担2%、労働者負担1%)
・給与上限 7,000,000IDR
※本条件については、3年毎に見直し。
■受取
・56歳から受取可能。以後、3年毎に1歳上昇、最終的には65歳から受取可能。
・3,000,000IDR-3,600,000IDR/月
※老齢給付とは異なり、毎月の受取となる。
年金制度については、インドネシア政府としてもまだ手探りの状況で、3年毎に掛金を見直す等、今後変更の可能性もありますが、既存のBPJS健康保障、社会保障のように加盟していないと、ビザ取得等他の法的手続きがストップさせられることも考えられますので、加入方法の確認等、加入準備は進められておいたほうが良いかと存じます。
以上