カテゴリー:法務
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インドネシア会社法の条文と実務(配当)
現地法人を立てる目的はいくつか考えれますが、終局的にインドネシアでの利益を親会社に還流させることが一つの目的として挙げられます。よく設立時からいかに、利益を親会社に還流させるかということは論点として挙げられるところです …詳細を見る -
規定と実務の乖離について
インドネシアにおいて(インドネシアに限らずですが)法律上の規定と実務上の運用面において、大きく隔たりがある事例が数多くみられます。 その大きな例が、BKPMによる資本金の設定の指導でしょう。会社法の規定上、5,000万…詳細を見る -
駐在員事務所か現地法人かという問題
最近は、製造メーカー、サプライヤーのほか、販社様の進出も多くなっています。昔は、外資参入ができなかったこともあり、駐在員事務所としての設置から入る販社様も多かったのですが、現状100%出資が可能なこともあり、基本的に駐在…詳細を見る -
バンコクとジャカルタの相違
バンコクに来ています。インフラの整備の進み方に非常にびっくりしています。高速道路はおろか、地下鉄、モノレールまで整備され、シンガポール等と比しても、まるっきり遜色ない大都市です。人は優しく、明るく、また物価も安いため、非…詳細を見る -
補助金をめぐる一連の動きについて
今週は、ずっと補助金対象石油燃料の値上げ反対をめぐるデモが各地で頻発し、休業等で対応に追われる企業も多くあったようです。採決が行われる金曜日の夕方は、グランドインドネシア付近が通行止めとなり、交通に多大な影響を及ぼしまし…詳細を見る -
設立日っていつなのか?
インドネシア進出企業が増えて久しい今日この頃ですが、設立の様々なフェーズで日付が問題になることがあります。特に、インドネシアの会社設立日っていつなのかというと会社設立の登記が完了した日で考えます(法務人権省の認証が終わっ…詳細を見る -
法改正情報 インドネシア国内における外貨建て支払いについて
2011年も残りわずかですね。今年は、弊社にとっても私にとっても大きな転換点となりました。皆様のおかげで多くの引き合いを頂き、たくさんのお客様にサービスを提供させていただく機会を頂きました。2012年はインドネシアへの日…詳細を見る -
役員の兼職についての規定
前回は、外国人労働者の閉鎖ポジションについて触れたので、もうひとつの大きな論点といえる役員の兼職についての規定に触れたいと思う。 外国人就労者に関する労働移住大臣令(通達)(2004年20号)7条にて、役員以外の兼職…詳細を見る -
閉鎖ポジションの注意点
前回、投資規制の変更について触れたが、かかる投資規制が外国投資企業の主要な規制であるならば、閉鎖ポジションの設定が外国人労働者への規制の中で、一番注意しておくべきものの一つと言える。 前提として、外国人がインドネシアで…詳細を見る -
会社法に則った会社運営のポイント
前回まで、会社設立までのプロセスに触れたので、今回は、会社設立後の運営について。2007年に会社法が改定されて4年が経過したが、同法に基づいた会社運営を会社設立の順に沿って少し触れていきたい。 ほとんどの会社で行ってい…詳細を見る