
皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ中国拠点の萩生田 弘毅です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「【速報】納税・保険料信用評価制度が全面改定へ」についてお話していこうと思います。
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【【速報】納税・保険料信用評価制度が全面改定へ】
中国国家税務総局はこのたび、「納税・社会保険料信用管理弁法(2025年版)」(国家税務総局公告2025年第12号)を公表し、2025年7月1日より正式に施行することを発表いたしました。
本制度は、従来の「納税信用評価制度」を大幅に刷新し、社会保険料納付も含めた包括的な信用管理体系を構築するものです。企業経営や各種税務優遇制度にも影響しうる内容ですので、制度概要と実務上の留意点をご案内いたします。
■ 主な改正ポイント
- 適用対象の拡大
企業だけでなく、社会保険料の納付主体(雇用主)全体に評価制度が適用されます。 - 評価指標の多様化
- 税務申告・納付状況
- インボイス(発票)の管理と利用状況
– 帳簿・資料の記載と保管状況
- 税務調査や監督の結果
- 他部門との信用情報共有 など - 等級分類の見直し(5段階)
- A級(極めて良好)
- B級(良好)
- M級(新規等)
- C級(注意)
- D級(重大な信用問題) - ペナルティおよび優遇措置
評価結果は、税務調査の頻度、税関・金融・政府調達・資格審査等への影響につながる可能性があります。
■ 実務上の留意点
- 納税・保険料納付に関する記録は、今後統合的に信用評価の対象となります。
- 新設法人・M級企業は、提出書類の整合性や税務・財務の管理体制を早期に整備する必要があります。
- A級を維持することで、行政手続き簡素化やインセンティブ付与が期待されます。
本制度の詳細や評価対策に関するご相談は、弊社担当までお気軽にご連絡ください。
今後も中国における最新の法規制・制度変更について、引き続き迅速に情報提供させていただきます。
参考:
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株式会社東京コンサルティングファーム 中国拠点
萩生田 弘毅
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