こんにちは、中国・上海の三輪常敬です。
Q, 上海での社会保険料の納付比率が下がったと聞きましたが、具体的にどう変わったのでしょうか。
A,
ご質問のとおり、社会保険料の企業負担分の納付比率が下がりました。
具体的には、養老保険で1%、医療保険で1%、失業保険で0.5%それぞれ引き下げられました。(調整後は、養老保険20%、医療保険10%、失業保険1%)
これは上海市人民政府により2016年3月21日に発表され、2016年1月1日にさかのぼって適用されます。
この度の上海市による今回の社会保険料率の引き下げは、中国政府が進める供給サイド構造改革における「企業のコスト引き下げ支援」方針に沿ったものです。
調整後の社会保険料の納付比率は下記のとおりです。
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養老保険 |
医療保険 |
失業保険 |
生育保険 |
労災保険 |
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企業 |
個人 |
企業 |
個人 |
企業 |
個人 |
企業 |
企業 |
納付比率 |
20% |
8% |
10% |
2% |
1% |
0.5% |
1% |
0.5% |
(調整額) |
(-1%) |
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(-1%) |
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(-0.5%) |
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