「建物の取得の仕訳」
皆様、こんにちは。カンボジア駐在員の公認会計士の熊谷です。今週は建物の取得の仕訳についてご説明させていただければと思います。
設問22 A社は本社建物を新たに建設した。建設原価は1,000,000$である。また、その資金のために借入を行っており、その金額は1,500,000$である。利率は10%である。
建設期間は×1年1月から×1年12月であり、借入は×1年1月初めに行っている。返済予定は×2年12月終わりである。建設終了時の仕訳を示せ。
解答
Dr buildings 1,150,000 Cr Construction in progress 1,000,000
建物 建設仮勘定
accrued liability 150,000
未払費用
建物の取得原価には、建設原価のほか、借入コストを含めることになります。借入は2年間の予定でありますが、建設が1年間で終了し、稼働していますので、1年分の借入コスト(利息)を取得原価に含めることになります。
今週は以上です。