皆さま、こんにちは。カンボジア駐在員の安藤です。
今回は、カンボジアで「カンボジアで転職や2つ以上の会社に名前がある時のワークパミットか」についてお話ししたいと思います。
Q１：カンボジアで転職した場合、ワークパミットは再取得しないといけないのか？
A：労働法上決まりがないため、その都度、労働省に確認をした方が良いです。
カンボジアで就労する際に、必ず、ワークパミット（Work permit）と雇用カード（Employment Card）を保有していなければなりません。
なので、転職をする際にも、転職先でそれらを持っている必要があります。
転職した際は、まず、労働省に確認しましょう。おそらく２パターンが考えられます。
１、労働省にこれらの登録されている企業を変更してもらう
２、新しいワークパミットの申請し直す
おそらく1つ目で申請することで済むと思われますが、その時々の担当者の発言で変わってしまうので、確認をとってから行動をした方が良いでしょう。
また転職する人は、ワークパミットと雇用カードを会社が保持している場合は、受け取ってから転職しましょう。
そのままにしていたら、上記の選択肢もなく、新しいワークパミットの申請をすることになりますし、もしその新しいワークパミット以前の職務経歴を確認されたら、罰金の支払いという可能性もあります。
Q2：2つ以上の会社に名前がある場合は？
A：これも労働法上決まりがないため、その都度、労働省に確認をした方が良いです。
結局、わからないのか！となってしまうかもしれませんが、法律も発展途上なカンボジアでは法律上に記載がない場合は、労働省などの各局に問い合わせて、確認をしないといけないというのが現状となっています。
考えられるケースとしては、
1、1つのワークパミットで可能
2、1つの会社に1つずつワークパミットを取得している必要がある
ただ申請の際に必要な書類は一緒なので、健康状況を確認できる資料のために何度も健康チェックに行く必要はないと思います。
上記について、不明なことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
今回は以上となります。
今回も読んでいただき、誠に有難うございます。
本ブログがご活躍される駐在員の皆様、および今後進出をお考えの皆様の一助となれば幸いです。
次回もどうぞ宜しくお願い致します。
株式会社東京コンサルティングファーム カンボジア拠点
安藤 朋美
※）記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社（株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.）は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。
