IPTUについて

税務

こんにちは。

東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。

今週はIPTUについて記載します。

都市部建物及び土地所有税(IPTU:Imposto sobre a Propriedade Predial e Territorial Urbana)とは、不動産が都市部に所在する場合、個人、法人を問わず、不動産の所有者に対して課税される市税です。課税の対象となる都市部とは、道路端の排水路、上水の補充、下水道、街灯等の照明設備、3㎞圏内に存在する初等学校または保健所の5項目のうち、2項目以上について公共工事が実施されている都市をいいます。

不動産の時価評価額が課税標準額となります。不動産の時価評価額とは売買実績価格・再建築価格・家賃・地価等の評価額などから決定される基準額を指します。

税率は市によって異なりますが、おおよそ1~2%程度で、居住目的以外の不動産に負担の大きい累進税率となっています。これらの計算方法に拠った、市からの計算通知書に基づいて1年ごとに納税を行います。

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