銀行について

こんにちは。バングラデシュ駐在員の佐伯です。

今回はバングラデシュの銀行個人口座を取り上げます。 

バングラデシュ進出期で必ず悩むのは手持ちキャッシュです。
個人口座開設には長期間を要するため、それまでは持ち込みが基本になります。

個人口座開設にはワークパーミットと呼ばれる労働許可証が必要になりますが、この許可証を取得するまでに時間がかかるため、それまでのキャッシュの確保が重要になります。
設立手続き開始からの個人口座開設までの期間は以下の通りです。

設立開始

【設立開始から2ヶ月】
法人登記完了、法人口座開設

【法人口座開設後3ヶ月】
ワークパーミット(労働許可証)の取得、個人口座開設 

つまり進出開始してから5ヶ月もの間、個人口座を設けることはできません。
この期間は手持ちで持ってくることが基本にはなりますが、Western Unionなど海外送金サービスもありますので、万が一の場合はこちらを検討すべきです。

また、2013年7月より銀行への取締が厳しくなっている影響からか、預金額をある一定程度保持しなければ口座を開設できないような銀行も出てきています。そもそもバングラデシュから国外への送金も難しいため、現地の銀行口座を持たないというのも選択肢としては考えられます。

以上

関連記事

会計制度について

ビザ取得について

ページ上部へ戻る