物価について

こんにちは。バングラデシュ駐在員の佐伯です。

今回はExport Processing Zone(以下EPZ)についてのブログです。

バングラデシュには、外資を呼び込む狙いで、EPZと呼ばれる地帯があります。

ここでの活動は設備、税務、人材、不動産等、数多くの恩恵を受けることができ、今回は財務面での優遇について取り上げていきます。

1. 建設資材の輸入=免税
2. 機械、設備等の輸入=免税
3. 原材料、製品の輸出入=免税
4. 二重課税の軽減
5. 配当課税の控除
6. 設備に対して、加速償却法の適用可能
7. ロイヤリティー、コンサルタントフィーとして計上が可能
8. 租税公課を外国法人負担とすることが可能
9. GSP(Generalized System of Preferences)保有の設備が利用可能

上記に加えて、2012年1月までに設立していれば、法人税の免除期間が10年あったため、以前よりは投資するメリットが減ってしまいました。それでもバングラデシュの安い労働力に加えて、税制の優遇とあれば、投資するメリットはあるといえます。

また、1. と2. を見て分かるように、設備面での投資を優遇する傾向が強いです。理由として、バングラデシュは、まだまだインフラが整備できていないため、インフラ構築に力を入れていることが伺えます。

以上

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