休日について

労務

こんにちは。バングラデシュ駐在員の佐伯です。

今回は、バングラデシュの休日についてです。

バングラデシュでは週末の休日は『金曜日と土曜日』です。多くの企業は週休2日制をとっていますが、法定では週休1.5日が最低限与えなければならないと規定されています(工場内ワーカーや交通サービスに従事する者は法定の週休は1日)。

有給休暇は1年就業で18日、有効期限は1年です。さらに、Casual leaveと呼ばれる有給の臨時休暇も年10日間認められています。

ここで問題となるのは、日本人の扱いです。
週休において問題となることは、週末のずれです。
  金曜日⇒バングラデシュは休みだが、日本法人が営業日
  日曜日⇒バングラデシュは営業日だが、日本法人は休み

このずれにより、金曜日と日曜日は、どうしても業務効率が落ちてしまいます。

さらに、日本人駐在員が出向の場合(日本の雇用契約書が継続している場合)は、週末の休日や、祝日の数が日本と異なってきてしまうため、日本の雇用契約書とは別に、駐在員と『出向契約書』等を結び、休日、祝日の取扱いを明確にし、業務効率の落ちない規定を作っておくべきです。

以上

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