ベトナムの租税について

税務
こんにちは、ベトナム、ハノイ駐在員の浅野です。
今回のブログは、ベトナムの租税体系についてです。
ベトナムの国内法では、以下のような種類の税金が定められています。

これらの税目には、日本のように、国税・地方税という区別はなく、すべての国が徴収する国税となっています。主な租税は上記のとおりで、財務省歳入局や関税局が管轄しています。その中で、さらに徴収・負担の方法により、「直接税」と「間接税」に分かれています。
直接税とは、税員を納める義務がある納税義務者と税金を実際に負担するものが同じである税金をいいます。
ベトナムでは個人所得税、法人所得税などが該当します。
間接税とは、直接税と異なり、税金を納める人と実際に負担する人が異なる税金をいいます。税金の負担者が直接ではなく他の納税義務者を通じて間接的に国に税金を納付するため、間接税と呼ばれています。
ベトナムでは、付加価値税、特別消費税などがこれに該当します。
ベトナムの税金を理解する場合は、まず大きな枠組みからの理解が重要であるといえます。

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