2020年のベトナムにおける飲食店の動向

皆さん、Xin Chao
ベトナム拠点の花嶋です。

今回は飲食店の2020年の動向についてご紹介しようと思います。

 

目次

【2020年の動向】

飲食ビジネスは始めやすいので比較的多くの人が挑戦する分野ですが、飲食業界で成功するためには、簡潔に言うと、顧客のニーズの変化や傾向を受け入れることです。

なんだ、普通じゃないか?
はい。そうなんです。この「普通のこと」をやって成功できるのも魅力的なポイントだと思います。

ところで、ベトナムの飲食に対する支出というは年々増加しています。最近は、ハノイ、ホーチミン、ダナンと三大都市を中心に、ベトナムの観光もブームが来ていますので、この機に飲食からビジネスを始めると成功する?という可能性も秘めています。

 

【2020年の飲食業界の未来】

ベトナム人は生活の質の向上に関心があり、収入の2割から4割を食費に使用していると言われています。
ベトナムは豊かな食品ビジネス市場でもあるので、飲食業界のスタートアップはねらい目です。

 

【観光と飲食】

ベトナムの観光業界は世界的に見ても盛り上がっています。
例えば、2019年のベトナムへの外国人旅行者総数は、約1千300万人を超えると推定され、2018年の同時期と比較して約10%以上増加したといいます。観光業にあやかり、飲食業も伸ばしていけるかもしれません。

 

【実際の状況】

私の住んでいるハノイでも、バーやレストランで食事を楽しむベトナム人は増えていますし、もちろん外国人も多いです。
ある統計によると、ハノイには約3,500店舗のカフェや約5,000店舗レストランがあると言われ、サービス業が盛んなホーチミン市ではこれをはるかに超える数の店舗があると言われています。飲食のビジネストレンドを抑えれば、この大規模な飲食市場には相当な可能性を秘めていることは間違いないでしょう。

 

【顧客のニーズ】

顧客のニーズは、健康的で、新しく、ユニークで、おいしく、リーズナブルな価格の料理にありますので例えば飲み屋、パブ、ファミリーレストラン、オンラインショップでの販売やGrab/Be/GoViet/FastGo/Unicar/ZuumViet等の多様なオンラインフードサービスと組むのも一つの手段になってきます。
特にオンラインショップのユーザーの約57%が飲食料にお金を費やしていると言います。予想される利益額は、1日あたり平均500,000VND~2,000,000VND(約2,300円~約1万円)です。※ローカル市場や露店のローカルフード店で食品を買ったり食事をしたりして、安く済ませる工夫をしている人もいますのであくまでオンラインショップでの購入価格の参考価格になります。

 

皆様のビジネスの参考になれば幸いです。

 

東京コンサルティングファーム
ベトナム ハノイ
花嶋 拓哉


Mail: hanashima.takuya@tokyoconsultinggroup.com

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