ベトナム人の英語

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こんにちは。ベトナム駐在員の嶋です。

前回のブログの通り、日本人にとって、ベトナム語は非常に難しいという話をしました。よって、ビジネスでは、基本的に日本語を話せる人材を採用するか、英語を話せる人材を採用することになります。今回のブログでは、ベトナム人の英語についてみていきます。

ベトナムの教育制度は、小学校5年間、中学校4年間、高校3年間、大学4年間となっています。このうち一般的に中学と高校の7年間、英語を勉強します。

ベトナム人の英語力はというと、毎年ETSが発表しているTest and Score Dataによると、アジア30カ国中、24位となり、決して英語が得意な国ではありません(それでも、日本の27位より上です)。若い大学生などは英語を話す人もいますが、外国人を相手にしているサービス業や外資系企業で働いている人を除くと、あまり通じないのが現状です。例えば、タクシーの運転手さんは、まず通じません。

また、ベトナム人の英語の特徴としては、最後の一文字を発音しません。例えば、”like”,”nice”,”massage”などは、“ライ”、“ナイ”、“マッサー”になります。これは、アルファベット表示である母国語のベトナム語が最後の文字を発音しないことが原因と考えられます。日本人の英語の発音が、母音を強調するので、対照的です。

このため、独自のアクセントを持つ日本人とベトナム人が英語でやる取りするのは、非常に難しいです。慣れれば彼らの英語も理解できますが、新たな言語を一つ覚えるぐらいの根気が必要です。

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