みなさん、こんにちは。
東京コンサルティングファーム、トルコ駐在員の高津です。
今回はトルコでの労働許可証の取得最新情報について触れていきたいと思います。
以前のブログ(参照:【働くために!労働許可証!】)で労働許可証の取得方法を簡単に書いていますが
2014年滞在許可証と共に大きくルールが変わった労働許可証に関して変更点や外国人就業を妨げている1対5ルールについて書いていきます。
2014年の移民法改正により労働許可証所持者は滞在許可証の取得を免除されることになりました。
その為トルコでは滞在する目的によって赤色の滞在許可証カードか青色の労働許可証カードに分かれることになります。
労働許可証の気になる取得方法ですが日本での申請の場合下記のようなフローになります。
おおよそ2か月の期間が必要になります。
<労働許可証取得方法>
・トルコ大使館ウェブサイト上より必要事項を記入し労働ビザ申請書を提出する。
https://www.konsolosluk.gov.tr/eKonsolosluk/Sayfalar/VizeBasvuru/VizeBasvuru
・大使館に必要書類を郵送または直接提出し、照会番号を受けとる。
・照会番号の受け取りから10日以内に、トルコ労働省へ労働許可証申請書の提出を行う。
・労働省より労働許可が下り次第、申請者はビザの手続きの為トルコ大使館へパスポートの提出及びビザ申請代金の納付を行う。
・おおよそ1週間以内にビザを受け取り受け取り後1カ月以内に労働ビザを使用しトルコへ入国します。
・労働開始日に直ちに社会保険への加入を行い、その旨を労働省に通知します。
<必要書類>
・就労ビザ申請書
・トルコ語翻訳、認証済みの卒業証明書
・トルコ語翻訳、認証済みのパスポートコピー
・本社からの出向の場合、本社からの嘆願書
・トルコ語、英語の労働契約書
・パスポートサイズの写真4枚
・就業先のトルコ商業登記官報最新版のコピー
・全労働者の社会保険加入状態最新版のコピー
・前年度の損益計算書(会計士又は税務署のサイン入り)
・署名宣言書のコピー
・委任状(トルコ側で申請を業者に委託する場合)
・商工会議所に提出している活動報告書のコピー
・賃貸契約書のコピー
また、外国人が労働する上で役職や職種により最低賃金の定めがあるため、雇用契約書への記載の際注意する必要があります。
弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。
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