プロジェクトベースの研究開発へのインセンティブ

こんにちは、
トルコ駐在員の高津です。

今週はプロジェクトベースの研究開発へのインセンティブについて記載していきます。

 

産業技術省は、プロジェクトベースによる投資支援を受ける外国企業が研究開発活動にリソースを割り当てることを奨励するためのインセンティブに関する取決めを行いました。
産業技術省は、プロジェクトベースの政府援助の恩恵を受けている外国企業や投資企業がR&D活動にリソースを割り当てた場合のインセンティブを発表しました。

この決定によれば、サポートの恩恵を受ける投資の場合、投資インセンティブ許可発行後3年間、毎年純売上高の最低2%が3年間行われることが決定された公認会計士によるレポートで文書化されている場合、投資への貢献率に対して5ポイント追加適用されます。

プロジェクトベースのインセンティブの恩恵を受ける企業の雇用コストを削減するために、保険料の雇用主負担の低減も開始されることになります。

 

また、光熱費支援の実施に関する規定も決定されました。

エネルギー支援申請は、会社が要請した場合、現場で任命された少なくとも2人の専門家によって投資が部分的に決定されたという報告を承認し、投資支出に関する公認会計士のレポートを産業技術省に送信するか、投資完了申請書を作成し事業を開始することにより、申請が可能となります。

 

工場の一部のみが稼働していると判断された場合、投資インセンティブ書に記載されている機械設備の数量に応じた光熱費支援が受けられます。

生産活動の部分的に開始されている場合は年1回進捗状況の審査が行われ、投資インセンティブ開始に使用できる光熱費の総量は決定された最大光熱費量の50%を超えない範囲で適用されることになります。

さらに、規制の範囲内で、プロジェクトベースのサポートを利用したい投資企業は、電子インセンティブ申請システムと外国資本情報システム(E-TUYS)を通し申請が可能となります。

 

以上です。


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高津 幸城

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