こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。
弊社はシンガポール事務所を含め、インド・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン・カンボジアなどアジア各国での会社立ち上げから・会計・税務・人事労務のサポートと幅広くサポートを行っております日系国際コンサルティングファームです。このブログを通して、シンガポールの現状をお伝えし、ビジネス、生活、経済情報など様々な面でお役立ていただき、幅広く読者の方々にシンガポールの魅力をより多く知っていただけるきっかけとなれれば幸いです。
ますます海外企業が各国へ進出する時代にある中で、既にグローバル化を象徴する社会が成り立っているシンガポール。ここは様々な人種から成り立っており、割合で多い順からすると、中華人75%、マレー人14%、インド系9%、その他2%となっています。その中で日本人はどこに匹敵するかというと、その他の部分になり、既におよそ、2万5千人もの日本人が住んでおり、日系企業も1,500社以上存在します。
これほど多民族、多言語がある故に、習慣、考え方の違いはもちろんのこと、言語も公用語が英語、マレー語、中国語、タミール語と多くある中で、日本のみならず、数多くの外資がシンガポールへ進出するには、それなりのシンガポールの魅力があるからだと言えます。
シンガポールはアジアにおける金融ハブともいわれ、国を挙げて外国企業に対する規制緩和やITインフラに積極的に取り組むなど、多くの外資が進出しやすい国となっています。またアジア諸国の中で、法人税17%と、低税率国でもあります。地理的にもその他ASEAN諸国に近距離でコントロールが行えることから、シンガポールを統括地域の中心的存在として選ぶ外資企業も少なくありません。そういった意味で、これからアジア拠点を設けようと考える企業にとっても、シンガポールへ進出することは、比較的多くのメリットを受けることになります。
しかし魅力は多くとも、実際にビジネスを行うにあたり、それに伴ってくる国の法律はもちろんのこと規則も日本やその他アジア諸国とも異なるため、それに沿って適切に従うことが、シンガポールで成功する最低ラインとなってきます。このブログを通して、今後週一度の頻度で会計・労務・税務・法務などの情報を発信して参りますが、理解しやすい内容となるよう心がけて参ります。
以上