デング熱ワクチンの運用

投資環境・経済

皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

多くの日本企業において、東南アジアに多いデング熱を危惧しているかと思います。近年日本でも話題となっているデング熱ですが、シンガポールも日本より発生件数は非常に多く、駐在員やその家族の安全管理が必要となっています。

 

ただ、このデング熱にもワクチンが開発され、シンガポールで運用が開始されるようです。

 

Health Science Authorityはデング熱ワクチンが国内の使用許可を得たことを発表し、数カ月以内に常用化される見込みであると発表しました。

 

Sanofi Pasteur社により開発されたデング熱ワクチンは12カ月間に3回の駐車が必要であり、3度目の注射から最大4年までその効果が続くと言われています。

 

このワクチンは4種類のデングウィルスに効果があると言われており、インドネシア、タイ、フィリピン、メキシコ、ブラジルなどの国ではすでに使用されています。

 

現状シンガポールでは、12歳以上45歳以下のみへ使用が許されるようですが、この範囲外で、ワクチン注射を希望する人は医師のアドバイスを求めるよう勧告されています。

今後、ますますその脅威が危惧されているデング熱ですが、必要に応じてワクチンの接種も検討することが駐在員及び家族の安全を守ることになるでしょう。

 

 

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

+65-8363-9858

 

 

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2019-10-23

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