皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。今回は先日お客様より頂いた質問についてお答えいたします。
Q. 試用期間中の社員の親族がなくなり、Compassionate Leaveの申請がありました。しかし、弊社では試用期間中のCompassionate Leaveを認めておりません。一般的に各企業はどのように対応されているのでしょうか。
A. まず、Compassionate Leaveは法的に規定されている休暇ではありません。ただし、一般的に企業が導入しているものとなります。日数としては続柄にもよりますが1-5日程度の範囲が多いかと思います。
まず、試用期間中にCompassionate Leaveを認めるか否かという点については、企業によって半分半分程度かと思います。認めない企業においては、全ての休暇関係を3カ月以上の就労後と定めており、Compassionate Leaveもこれに該当させています。認める企業においては、こういった就労期間の縛りを設けず、設定するものとなります。
実務上、試用期間中のCompassionate Leaveを認めていない企業がどのように対応しているかというと、下記のようなケースが考えられます。
①Compassionate Leaveは認めないが、Non pay leaveを認める
②特別に認める
③3カ月の就労後、Annual Leaveから休暇日数を控除する
会社の決めの問題になりますが、②と③で対応しているケースが多いものと思います。
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