TCFフィリピン駐在員の日比野です。本日も多く寄せられる質問に回答したいと思います。
Q.
フィリピンで工事業を行っております。工事の途中で半金を前受金として請求しますが、日本同様の会計処理をすれば良いでしょうか。
A.
フィリピンにおいては、性質が前受金であったとしても、工事代金の請求の都度、売上として計上をする必要がございます。
例 工事全体における売上が1,000,000ペソである場合
500,000PHP 6月に半金を請求
→売上認識
500,000PHP 12月工事完了後に残額を請求
→売上認識
このように日本と異なる会計処理が求められるため、留意する必要ございます。
それでは今週も宜しくお願いします。
株式会社東京コンサルティングファーム
国際事業部 フィリピン支社 日比野和樹