ミャンマーの1年間の会計について

会計

こんにちは、ミャンマー・ヤンゴン駐在員の黒田 真理(くろだ まり)です。

 

約2週間、日本へ一時帰国をしておりました。

ヤンゴンは涼しくなっており、半袖では少し寒いくらいです。

それでもやはり、日本と比較すれば温かいミャンマーの冬です。

ミャンマーに帰国し、半袖のTシャツを着た瞬間、「やっぱりこれだぁ」と思ってしまいました。

 

今回はミャンマーの1年間の会計についてお話をさせて頂きます。

 

日本では12月を期末とする企業がありますが、

ミャンマーでは全ての企業の会計期間が4月から3月までとなります。

この1年間の財務諸表等を作成し、申告業務を行うことになります。

 

プロセスとしては、

①3月末:締め

②4月~:会計監査開始

③6月末:税務申告完了

④翌年:アセスメント開始

※売上が立っていない企業でも、全てのプロセスを進める必要があります。

 

会計監査については、ミャンマー人の会計士によって行われる必要があります。

6月末までの税務申告業務に、監査が完了していなくても、

仮の決算書で申告を行うことも可能です。

監査終了後に仮の決算書と、監査後の決算書とを差し替える必要があります。

アセスメントについては、翌年から開始されます。

アセスメント完了後にレターが発行されますが、このレターは、

在日ミャンマー大使館でビザを取得する場合、必要な書類になります。

 

 

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

 

 

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd. (ミャンマー)

ヤンゴン駐在員

黒田 真理

 

 

 

 

 

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