ミャンマーでの労働環境

税務

ミンガラーバー。ミャンマー駐在員の太田です。

本日はお客様から頂いた質問をQ&A方式でお答えいたします。

 

①   輸入について

数年前には外資100%企業による輸入が認められていなかったが、

建設業についても、政府が公開しているリストに基づく品目については

輸入ができるようになりましたが、実際にそういったケースはございますか?

 

自社使用の設備等(販売目的でない場合)は、以前から輸入することもできましたが、

建設資材等は、最近の通達により、販売目的でも輸入可能になったようです。

しかし実務上は、既に運用されているかどうかは確認が必要です。

上記通達より前には、合弁会社であれば、販売目的で輸入可能という通達が出ましたが、

ライセンス等の申請をしても対応してもらえない等の状況はありました。

 

②  商用ビザとwork permitの違いについて教えてください。(主に外国人がミャンマーで従事できる作業内容について)

 

Work Permitを取得できるのは、投資委員会からの認可を受けている企業のみです。

それ以外の企業の場合には、商用ビザで勤務可能となっておりますが、それは現地企業に勤務という前提であり、勤務先企業が外資企業であれば、営業許可の範囲内での活動しか認められておりません。

 

③  work permit取得の条件は何ですか。

 

所属先企業が、投資委員会の認可を受けており、投資申請において、外国人採用について認可されていること。

大学卒業かそれに準ずる技能を持った者(特殊技能のCertificate等が必要)。個人所得税の納付もチェックされます。

 

 

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

 

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