離職率

労務

 

こんにちは、

 

ヤンゴンに赴任をして、立上げから今までの約3年半で、20人程度の現地従業員を採用してきた。現在は、8名の従業員がいるが、勤続期間が1年を超えているのは、僅かである。歴代の従業員を振り返ってもほとんどが1年以内に辞めていってしまう。自責の念も込め、考察をしてみようと思う。

 

まず、文化的な部分や慣習的な部分で、日本人の感覚とはそもそも違っているので、同じような接し方をしていては駄目であることは、当然である。今では日本でも薄れてきているが、リタイアまで勤め上げようなどと言う考えは、全く持ってないのである(公務員の方々は、もしかしたら、そういった発想を持っているのかも知れない)。中には、長期で同じ会社で働くことをキャリアとしてマイナスであると考える人間さえいるのである。

 

では、そのようなスタッフをどのように教育していくのがいいのか、いつも悩むところである。現状は、とにかくお客様を増やしていき、新たな機会をスタッフに対しても提供していくことで、小さな責任を持たせて、目標設定などをさせている。お客様との連絡を任せて責任感や会社の一員であることを自覚させる機会を増やすように意識している。

 

我々の指示で作業をするだけでは、飽きてしまうし、帰属意識が芽生えない。手取り足取り教え続けないと、教わっているという実感がわかないのか、「もっと色々な経験をしたいから」と言ってすぐに辞めてしまう、という事実にはなんとなく気付いた。

 

まあ、今後も終わりなき試行錯誤である。

 

以上

 

関連記事

ミャンマー人労働者

マンダレー

ページ上部へ戻る