メキシコでPCR検査受けてみた

こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの清水皐でございます。

新型コロナウイルスの感染者数が未だ右肩上がりに増加しているメキシコですが、皆様、自社従業員の検査や予防対策は十分に行われていらっしゃいますでしょうか。

 

メキシコ保健省の発表(8月14日19時現在)によれば、累計症例数は511,369名(前日比+5,618名)、累計死亡者数は55,908名(前日比+615名)に上っています。
地域によっては通常営業を始めた企業様や飲食店・商業施設の規制も緩和されてきていますが、まだまだ予断を許さない状況であることは念頭に置かなければなりません。

本日は新型コロナウイルス感染の疑いがあった場合に受診を奨められるPCR検査について、筆者の体験談(8月5日時点)も踏まえ記載いたします。

 

在メキシコ日本国大使館ホームページに掲載されている「新型コロナウイルスに感染したかもしれない」と思った場合の対処マニュアルによると、感染の疑いがある症状例として、息苦しさ、倦怠感、高熱、頭痛、筋肉痛、咳などが挙げられています。

一見普通の風邪との差が見えにくく、熱が出たからと言って解熱剤等を摂取してしまうと正しい症状が見えづらくなってしまうため、一度上記の症状が出た際は速やかに新型コロナウイルス相談窓口や各医療機関へ電話相談することが推奨されています。

下記URLページに相談窓口の連絡先に加えて日本人医師の電話番号も掲載されていますので、スペイン語でのコミュニケーションが困難という方でも安心して相談いただくことができます。

 

参照:「新型コロナウイルスに感染したかもしれない」と思った場合の対処マニュアル
https://www.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00096.html

 

さて、かく言う私も今月頭から体調を崩し、上記ページに掲載されていた日本人のお医者様へコンタクトをとったところエスパニョール病院(Hospital Español, CDMX)にてPCR検査を受けることとなりました。

 

入口にいる門番の方に用件を聞かれるので、¿Dónde está la prueba de PCR?(PCR検査はどこですか?) とでも聞けば場所を教えてくれます。
※筆者はあまりスペイン語を話せないのですが、“Prueba!”(検査)で十分通じました(笑)

検査場は入口を入って奥の方にあるのですが、こちらのテントが目印です。

 

お医者様から聞いていた話ですと毎日長蛇の列ができるとのことでしたが、この日は運が良かったのか到着時は5,6名くらいしか並んでいませんでした。

 

受付に行くと、このように受付時間が貼り出されていました。

月曜~土曜:9:00~14:00 および 15:00~21:00
意外と遅くまで受け付けてくれるみたいですね。日曜はやっていないようです。

 

受付時は氏名、住所、誕生日、検査結果を送る連絡先など必要情報を用紙に記載し、以下の書類作成と署名を行いました。
基本スペイン語ですが、受付スタッフの中には英語を話せる方もいます。

受付が終わると左側に進むよう言われ、仮設テントの中でPCR検査を受けました。

内容はインフルエンザ検査とも同様で、喉奥・鼻奥の粘膜を摂取されます。
とても痛い…けれど時間にして20秒くらいで終わりました。

 

8月5日(水)13時前に検査を受け終わり、結果の通知が来たのは約15時間後、8月6日(木)夜中3時前でした。
受付時に伝えたメールアドレス宛にこのようなメールと検査結果(PDF)が届きます。

NO DETACTADO(陰性)です。一安心ですね。
ちなみに今回PCR検査費用は4,292MXN(約20,700円)でした。

皆様も引き続き感染予防対策は万全にしてまいりましょう。

 


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株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点
清水皐

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