メキシコの外国投資法について

こんにちは。

 

東京コンサルティングファームメキシコの清水皐でございます。

 

今週は、メキシコの外国投資法に基づき、        

外資規制がされている業種について記載いたします。

 

質問)

 

メキシコ企業において、外国企業からの出資を規制されている業種はありますか。

 

回答)

 

メキシコには「外国投資法(Ley de Inversion Extranjera)」といった、

外資の参入や外国企業の土地所有に関して規制を定める法がございます。

 

今回のご質問にある、外資規制がされている業種につきましても、

この外国投資法に記載をされております。

 

〇国家に留保される規制業種(外国投資法第5条):

石油及びその他炭化水素の探査や抽出

(ただし移行法(二次法)案に基づき、参入を許可された企業を除く)

電力システムの管理や送電といった公共サービス

原子力エネルギー

放射性鉱物

電報

郵便

紙幣発行

港湾・空港管制 等々

 

〇メキシコ人または、定款に「外国人排除条項」を有するメキシコ法人に

独占的に留保される規制業種(外国投資法第6条):

旅客・貨物国内陸上輸送(宅配除く)

開発銀行

専門家・技術サービス 等々

 

清水 皐

 

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