好きなことを仕事にする?

仕事に生きがい、やりがいを持つには、自分が好きなことを仕事にすることだと考えると、
自分が好きなこと何だ?自分がやりたい仕事は何か?を探して迷ってしまうことは往々にしてあります。
「好きを仕事に」することは、良いと思います。
例えば、海外旅行が好きだからという理由で、添乗員になる人もいると思いますが、
その仕事が本当に生きがいになるか?というと、違うと思います。
「好きなことを仕事」にして上手くいかないのは、
「自分の気分が良い仕事」をしようとしているからだと思います。
「嫌いな仕事」をしたくないのは、「自分の気分が乗らない仕事」はやらない、ことなのです。
そもそも「仕事」とは、「仕える事」と書くので、
相手に仕えるのが「仕事」と考えれば、自然と相手中心の思考になると思います。
相手に「仕える」とは、相手のやりたいことのために、相手に仕える(価値を与える)ことなので、
「自分が相手に仕えたい職業が何か?」と考えることが大切になります。
次に、自分はどんな職業を選択するか?は、自分の使命を考えることになります。
これが難しいのですが、それを深く考えることは、自分の本質を知ることが必要になります。
自分の行動習慣は、自分の思考習慣に基づいていますが、
その思考はさらに自分の感情習慣に基づいています。
快・不快の感情は自分にとって楽しい行動をして、
苦しい行動はしないし、やったとしても続かないということです。
さらに、自分の感情は自分のビリーフに基づいています。
ビリーフは、無意識に正しいと信じている考えであり、
自己肯定感が低いと無力感や自己嫌悪感、絶望感に支配されます。
その感情がわくので、行動が継続できません。
自己肯定感が高くなれば、行動が前向きになります。
自分のビリーフは、自分の本質である、性格や気質に基づきます。
具体的には、エニアグラムのタイプ別に個々人の欲求の違いがあり、
その本質が行動習慣の根底レベルで動かしています。
自分の本質を知って、本質→ビリーフ→感情→思考→行動の順番で自分自身を知ってから、
「自分の強みは何か?」「人生をどう生きたいか?」「自分にとって幸せとは何か?」を考えることで、
自分の使命が明確になってくると思います。
相手中心の思考になるにしても、自分自身に関心をもって本質を知らなければ、
相手にも深いレベルで関心をもって価値提供できないと思います。
生きがいのある仕事は、お金のためにやるものではなく、
自分が情熱をもってやり続けるものなので、深いレベルで自分のことを知ることが大切になります。

以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


株式会社東京コンサルティングファーム

取締役・税理士 東 真奈美(Higashi Manami)

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

関連記事

~YouTube~

~アクセス~


株式会社東京コンサルティングファーム(東京本社)


〒160-0022
東京都新宿区新宿2-5-3 AMビルディング7階
TEL:03-5369-2930    
FAX:03-5369-2931


f-info@tokyoconsultinggroup.com 

TOP