女性の攻撃性

会社において女性のマネジメント、特に女性同士の扱いに苦慮することは、往々にあると思います。

女性は男性とよりも女性同士で競争することの方が多いのです。
女性は競争する時、表には出ない形で間接的に密かに相手と張り合う方法を取ります。
相手の感情を傷つけたり、新入りを仲間はずれにしたりするのです。

女性の攻撃は、人間関係を巧みに操るので、女性から攻撃を受けた女性は反撃するより
その場からそっと身を引く場合が多いので、職場を離れる女性も少なくありません。

攻撃的で競争が好きな男性と競争を回避しようとする女性では
価値観も違うことから差別が生じると考えられるのです。
しかしその実は女性も攻撃的で競争をする手段が違うのです。
男性と女性では価値観が違うから上手くいかないように思われがちですが、
むしろ女性同士の方が妬みや偏見があり、もっと上手くいかないのです。

また、女性の方が男性より、女性リーダーを差別的に見ます。
女性の特徴の一つに人との関係性を重要視する傾向があるため、
相手から見て自分の存在はどんな意味を持つのか?という相手との関係性に注力します。

女性は強くて優秀な子供を産むために、良い男性に選ばれる必要があるので、
男性は、社会的地位を目指して自分を磨くのに対して、
女性は「どの男性に選ばれるか」で社会的地位が決まるので、
良い男性に選ばれるために自分を磨きます。

「選ばれる」ことが中心の思考になるので、
選ばれるために「魅力的な女性」になるため外見の美しさや性的魅力、
女性らしい仕草や細やかさなど外から見てわかる形のものを磨き、時には演じたりします。

選ばれるということは、選ばれなかった人が必ず存在するので、
「女性の敵は女性」になってしまうのです。

男性も競争が好きなので自分と他人を比較するのですが、
「女性のように選ばれるのは自分か相手か」という比較ではなく、
どのくらい仕事ができるか?社会においてどのくらいか?
など社会における自分の位置付けを測定する指標で比較します。

女性の思考が受動的である限り、女性同士の関係は上手く行かないのです。
女性管理職という役職は選ばれて昇進するのですが、選ばれなかった女性は嫉妬してしまうため、
女性の上司は敵だと感じ取ってしまい、上手くいかないのです。

女性は『和』を大切にしており、男性のような序列の上下関係を好まないのですが、
その本質は、女性は選ばれる人がいないように均質の関係を求めているのです。

よって、主体的に「どうすれば好かれるか」ではなく「自分はどうありたいのか」、
「どうすれば魅力的に見えるか」ではなく「どういう魅力を持ちたいか」
という判断軸を持つことが、閉鎖的な人間関係の思考から解放されるのではないかと思います。

以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


株式会社東京コンサルティングファーム

取締役・税理士 東 真奈美(Higashi Manami)

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